Peilの猫の手ブログ

ほぼ毎日その時気になったこと、思い出したことなど、気まま自分の考えで語らせてもらいます(´・ω・`)

スポーツ選手の名言_1

『PKを外せるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ』 
  Byロベルト・バッジョ(サッカー元イタリア代表)

 1994年のアメリカW杯の決勝ブラジル戦で、PKの5人目のキッカーとして登場したバッジョがPKを外し、敗戦した時の言葉です。

 国、しかもサッカーの強豪国の期待を一身に背負ってのW杯、入って当たり前、外したら戦犯になってしまうPKを蹴るのは、想像を絶するプレッシャーがあったことと思います。しかし、当時のイタリア代表でこのPKの5人目を蹴れる選手はバッジョ以外にはいませんでした。そんな中、バッジョが蹴ったボールは無常にもクロスバーを越えてしまうのでした・・・

 自分たちに置き換えれば、国を背負ったプレッシャーとは比べ物にならないですが、時々仕事がうまくいかないときは、仕事に失敗したのは、挑戦したからだ、と思ったら少し気が楽になる気がしませんか?

仕事じゃなくても、遊びでも、恋愛でも、ビジネスでも、なにもやらなければ失敗はしませんが、成功もできません。バッジョのこの言葉を胸に勇気を出して一歩を踏み込んでみませんか?

 

『初めて自分で自分をほめたいと思います』

  By有森裕子(マラソン

 1992年のバルセロナオリンピックで銀メダル、1996年のアトランタオリンピックで銅メダルを獲得した元マラソン選手です。この言葉はアトランタのレース後のインタビューで答えた中の一説です。有森裕子を知らなくてもこの言葉は知っている、という人も多いのではないでしょうか?

 実はこの言葉、フォークシンガーの高石ともやさんの「自分をほめてやろう」という曲の詩の一説を引用したものだったって知ってましたか?(そういう私も知らなかったし、高石ともやさんも存じ上げておりませんた、スイマセン、、、)

 私はこの言葉を聞いた時、「初めて」というところにピンときました。前回のバルセロナの時も、きっと厳しい練習をしてきて、それまでのマラソン人生で何度も故障や手術を乗り越え、アトランタで無事に走り切れたことに、どこかほっとしたんだろうな、という感じを受けました。

 有森さんはこの後、2000年のシドニーオリンピックも目指しますが、出場ならず、休養を経て2007年に現役を引退します。

 もちろん、有森さんに限ったことではありませんが、アスリートの人たちは、私たちの想像を絶するトレーニングを日々ストイックにこなしています。この言葉を聞くと、自分はまだまだ頑張れていない、まだまだ自分をほめてやれるところまでやってない、と奮起できる、いわばこの言葉を言えるようになりたいという、ゴールに待っているような言葉に感じます。。。