Peilの猫の手ブログ

ほぼ毎日その時気になったこと、思い出したことなど、気まま自分の考えで語らせてもらいます(´・ω・`)

工具の話(電動ドライバー編)

 こんばんは!

 私は、今の仕事を始める前にかれこれ12年くらい某ホームセンターで、その大半を工具、木材、金物、家電、庭園資材など、なんか固~い系の商材の担当として働いていました。そこで今回は、電動工具の中でも、恐らく一般の人でも使用する頻度が比較的高いと思われる電動ドライバーについてちょっと語ってみようかと思います。

 

電動ドライバーとは?

 まずは、電動ドライバーとは、というところですが、これは読んで字のごとく、ねじを回すドライバーを電動で回して、ねじ等を締めたり緩めたりする電動工具です。

 細かく分けると、通常の「電動ドライバー」、「インパクトドライバー」「ハンマードリル」等々色々あるのですが、今回は一般で使用する「電動ドライバー」と「インパクトドライバー」の違いについてお伝えします。

 

「電動ドライバー」と「インパクトドライバー」の違い

 このふたつはパッと見、似ているのですが用途としてはちょっと違います。

 まずは、使い方ですが、通常の電動ドライバーは、単純に正転逆転で回るだけなのですが、インパクトドライバーは、名前にもあるようにねじを締め付ける時に、打撃を与えながら回ります。これは、木材等にビスを打ち込む際、電動ドライバーでは実は打ち込めません!打撃を与えながらビスを打ち込むことで木材にビスが打ち込めます。下穴が開いているようなカラーボックス等を組むには通常の電動ドライバーで事足りるのですが、一からDIYをする際にはインパクトドライバー必須です!ただ、そのカラーボックス等を組み立てる際、電動ではなくインパクトの方を使用すると、深く打ち込みすぎてカラーボックス本体を傷つける可能性がありますので要注意です!(カラーボックスの取扱説明書には『インパクトドライバーを使用しないでください』と注意書きが必ずあります)

 

 そして、もう一つ違うところが、本体に取り付けをするビット(先端に付けるドライバー部分)の取り付け部分の形状です。

 電動ドライバーの方は丸で、チャック式(先端をくるくる回して締め付けるタイプ)なのですが、インパクトの方は六角形で、ワンタッチ式になっています。電動の方は、インパクト用の六角形のビットも使えるのですが、逆にインパクトに電動用の丸いビットは使用できないので注意が必要です(使えるようにするアタッチメントはあります)。

 

 そして最後に価格ですが、基本的にインパクトの方が比較的お値段は高めになっています。ですが、私はどちらを買うかと聞かれればインパクトの方をおすすめします。電動よりパワーがあって使い勝手がいいです。実際私はインパクトの方を所持しています。

 インパクトドライバーが一台あれば、穴あけ、ビス止め、やすり掛け、結構幅広く使用できます。家庭で使うだけであれば、何万円もするような本格的なものではなく、数千円で買えるようなものもありますので、一家に一台いかがでしょうか。

 

では(´・ω・`)